Page 12 : むだ時間補償制御/Smith の方法
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【 むだ時間補償制御/Smith の方法 】
プロセスに大きなむだ時間要素を含む場合、そのフィードバック制御系は安定性に欠け、制御性も非常に悪くなる。
このような場合、左図に示すような内部フィードバックループを作り、プロセス動特性の一部を模擬した補償要素をこのループ内に組込むと、制御性が大きく改善される。
この方法は、提案者の名をとって、Smithのむだ時間補償法(Smith dead-time compensation)と呼ぶ。■