Page 6 : 放射線式レベル計

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【 放射線式レベル計 】
放射線の線源(放射性同位元素)と放射線検出器の間に放射線を吸収・散乱させる物質があると、放射線は減衰する。この原理を利用して、液体や粉粒体のレベルを検出するのが、放射線式レベル計である。

タンクの外部から、内部の物質のレベルを完全に非接触で測定できるので、他のレベル計が適用できない過酷な条件(例えば、溶解金属や溶融プラスチックのレベル、重合反応槽内のレベル測定)にも使用可能である。

左図よのうに、棒状の線源と点状の検出器、または点状の線源と棒状の検出器を用いて連続的な出力を得るタイプと、タンクをはさんで左右に点状の線源を配置しオンオフ信号を得るタイプがある。■