Page 7-3 : 非分散型赤外線式センサー

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【 非分散型赤外線式センサー 】
ガス検知方式の一つに、赤外線式センサーがある。あるガス分子に赤外領域の光を当てると、その分子構造に固有な特定波長の光だけが吸収される。この現象を利用して、ガス成分の濃度を測定することができる。

非分散型赤外線式センサの構成を、左図に示す。光源より照射される赤外線の特定波長成分の強度を検出し、基準値との差から、ガス濃度を検知する。図の例では、外乱光の影響を除去するためにチョッパで赤外線を断続している。これにより投・受光素子自体の正常性を確認することが可能となる。■
http://www.jniosh.go.jp/publication/SRR/ pdf/SRR-No27-8.pdf から一部引用