Page 7-6 ：　ポーラログラフィックセンサー

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【ポーラログラフィックセンサー】
センサの構造を図・上段に示す。　隔膜式ポーラログラフ式酸素センサは、貴金属（金など）のカソードと銀ー塩化銀型参照電極のアノードで一対の電極を構成し、電解液を満たした容器内に置き、ガス透過性の膜（隔膜）で外部と遮断する。

隔膜を透過してきた酸素はカソードで次の反応により水酸化物イオン(OH-)に還元される。

Ｏ２＋２Ｈ２Ｏ＋４ｅ－　→　４ＯＨ－

またアノード側では次の酸化反応が起きる。

４Ａｇ＋４Ｃｌ－　→　４ＡｇＣｌ＋４ｅ－

図・下段のような回路を組み、センサへ外部より電圧をかけて酸素を還元し、そのとき発生した電流を測定することにより酸素濃度を求める。■
http://www.iijima-e.co.jp/support/principle_1 から一部引用