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教授  春木 満


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酵素学研究室
 
Last Update 3/1/2025
日本大学工学部生命応用化学科
生命分子工学研究室 14号館312号室
(TEL 024-956-8794; FAX 024-956-8862)

「生命分子の機能向上・新機能付加を行い,環境や産業,医療への応用を目指す」
 生命活動を支えている蛋白質や核酸などの生命分子は極めて精巧につくられています。そこで,このような生命分子のすぐれた機能を環境や産業に応用したいと考えています。たとえば,酵素は高い反応特異性を備えた触媒として,有機溶媒中での合成反応にも利用されています。そこで,進化工学的手法を用いて,活性・安定性の向上,基質特異性等の改変を行うことにより工業利用に適した酵素の開発を目指しています。また,私たちは健康や医療に役立つ物質を開発することも目指しています。対象としているのは,DNAなどの生命を支えている分子をはじめ,医薬品や食品に含まれている成分や,合成高分子などです。生体分子には,特定のものを見分けることができるという優れた能力がありますので,合成高分子と組み合わせて,新しい機能を持たせることを目指しています。その一つとして,がん細胞の細胞の表面の目印を見分ける分子を高分子ポリマーに結合し,がん細胞めがけて薬剤を送り届ける研究をおこなっています。この高分子ポリマーは他の分子をクリックケミストリーという方法で容易に結合できるように工夫しているところが優れた点です。このような高分子ポリマーに抗癌剤を結合させてがん細胞だけに送り届けることにより,副作用を少なくすることを目指しています。
 

研究室紹介動画

 
研究概要
主要なテーマ

1)ファージディスプレイライブラリーを用いた機能性ペプチドの創製

2)抗菌・抗ウイルス性ポリマーの開発

3)ターゲティング分子をクリック反応で付加した核酸送達ポリマーの開発

研究紹介動画1

研究紹介動画2

4)進化工学的手法を用いた酵素の改変

 
研究設備
実験機器

安全キャビネット
CO2インキュベーター
高速冷却遠心機
微量冷却遠心機
PCR
GC
振とう培養機
ソニケーター
クロマトチェンバー
オートクレーブ
HPLC
分光光度計
クリーンベンチ
円偏光二色計(CD)
蛍光顕微鏡
蛍光分光光度計
蛍光偏光解消装置
リアルタイムPCR装置